ビジネスお悩み相談室

2022年6月13日

ビジネスお悩み相談室vol.10

Q.社用車運転時のアルコールチェック義務化による対応は?

【相談】

今年から、社用車運転時のアルコールチェックが義務化されたと聞きました。

どのような対応が必要になりますか?

【解説】

2021年6月28日に発生した八街児童5人死傷事故を契機に、道路交通法施行規則が改正されました。

2022年4月1日より安全運転管理者選任事務所(白ナンバーの車両を5台以上または定員11人以上の車両を1台以上保有する事務所)では、安全運転管理者がアルコールチェック(運転前後の運転手の酒気帯びの有無を目視等で確認し、その内容を記録して1年間保存すること)を実施することが義務化されました。

これに加えて、2022年10​月1日からは、アルコールチェックの際にはアルコール検知器を用いるとともに、そのアルコール検知器を常時有効に保持することも義務化されます。

半導体不足の影響もあり、既にアルコール検知器が入手困難になり始めているようなので、10月に慌てることがないよう早めの準備が必要です。 詳細は、警察庁のパンフレット等をご参照ください。